こんにちは。キノコ社長です。東京で貿易とWebメディアの会社を経営しています。
独立して3年目になりますが、おかげさまで何とか生きています。
ぶっちゃけ、金と時間は会社員時代より全然あります。同世代の友人たちに羨ましがられることも多いです。
ただ最近「金と時間」があっても「夢」がないと生きていてもハリがないなぁと思うようになりました。
そんな「ワガママの極み」みたいなことを感じているのは僕だけかと思いきや、意外にも起業家やフリーランスの友人たちも同じように感じている人が多いんですよね。
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「金と時間」だけを目標にすると、達成した後の虚無感がヤバい
僕は会社員時代、とにかく「金と時間」が欲しかった。
多分この記事を読んでくれているあなたも、同じことを考えていると思います。
なので、副業としてアフィリエイトを目的としたWebサイトを作りまくっていました。
約1年半ほどで本業の収入を超えた時の嬉しさはハンパなかったです。
「よし、これでやっと金と時間が手に入った!!」と。
でもその嬉しさって持続しないんですよね。
「金と時間」を得ることを最大の目的として作業しているので、収入が右肩上がりの時はいいんですが、目標額に達したり、停滞した時の虚無感がハンパないわけです。
僕にアフィリエイトを教えてくれた先輩は、当時から月300万円くらい稼いでいて、時間も自由に使えていて、僕からしたらもう神のような存在だったんですが「いや〜こんなんただの数字だよ」と淡々と言っていました。
当時は意味が分からないというか「何コイツ、絶対これ謙遜と見せかけたマウンティングだろ!」とか思っていましたが、今となるとものすごく彼の気持ちが分かります。
やっぱ結局「夢」が大事なんじゃないかという厨二病のような結論
「金と時間」が手に入って間もない頃は、欲しかったものを買いまくったり、昼から飲みに行ったり、好きなだけダラダラしたりするのがめちゃくちゃ楽しいんですが、三ヶ月もすると「あれ、これこのままいくと俺ヤバくない?」みたいな気持ちになってきます。
かといって、サラリーマンに戻るのはもう無理だろうという強い確信もありますw
そんな紆余曲折を経て思うのは、やっぱり人間「夢」がないとダメなんじゃないかなということなんですよね。
だって人生って80年くらいあるわけで、僕あと50年くらいあるんですよ?
「金と時間」は、幸運なことに今はありますが、当然手を止めればそれらを失うことは明白です。
でも「金と時間」だけを目的にした仕事を続けると、モチベーションが崩壊する。だから「夢」のある仕事をしていくしかないのかなと。
最近ブロガーがたくさんいて、ほぼ全員が「好きなことで生きていく」というスローガンを掲げていますが、99%は本当は違うんだろうな〜と思っています。
というのも、それなりにマネタイズできるキャラクターを作ってポジションを取らないと、全く稼げず野垂れ死ぬことは必至だからです。
それなりに稼げているブロガーは「このキャラならこれが売れるだろう」という戦略を持ってブログを書いているはずです。
でもそのキャラは本来の自分の「好きなこと」とは乖離しているので、継続していくのが難しいんですよね〜
というわけで、やっぱり本当に自分のやりたいこと、つまり「夢」を追っていくしかないのかなと、厳しい道ではあるんですけどね。
そんな風にモヤモヤ考えていたら、村上春樹氏も同じことを言っていました。
好きなことって飽きないですよね?そういうのは意思とは何の関係もありません。だから、人生においていちばん大事なのは、何が自分に合っているかをうまく見つけだすことです。そのためには若いうちにいろんなことを試してみるといいです。
— 村上春樹のつぶやきbot (@EssentialWord1) October 13, 2018
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まとめ
僕は「金と時間」があれば幸せになれると確信していたんですけどね。意外にそうじゃないんだよなぁ。
人間って難しいですよねぇ本当に。誰もが憧れるセレブがドラッグ中毒になったり、自ら命を絶ったりしますからねぇ。
でも「夢」を持ち続けることで、人生を充実したものにすることができると思うんだよなぁ。むしろそれしかないというか。
その「夢」が必ずしも仕事による自己実現である必要はないと思いますが、やっぱり意識高い系は、苦しくてもそこを目指さない人生の方が辛く感じてしまうと思いますね。
というわけで、誰になんと言われても「夢があること」はめちゃくちゃ尊いことなので、できる限り挑戦してみて下さい。
あなたの夢が叶いますように。
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