こんにちは。キノコ社長です。東京で貿易とWebメディアの会社を経営しています。
生きていると、楽しいことだけではなく辛いことも多いですよね。というか、大多数の人にとっては、辛いことの方が多いかもしれません。
・毎日残業続きでつまらない仕事
・容姿に対してのコンプレックス
・家族とうまくいかず、どこにも居場所がない
これらの悩みは生きていく上で尽きることはないでしょう。でも僕はあえて「人間に生まれただけで幸せだよ」と言いたい。
「そんなことない、私は毎日生きるのが辛くてたまらない!」
そんな人は、竹内久美子さんの「本当は怖い動物の子育て」という本を読んでみてください。
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もしもパンダに生まれていたら
あなたがもしも野生のパンダに生まれていたら…
あなたは50%の確率で生まれた瞬間に親に見捨てられ、育つことができずに死んでしまいます。
パンダは50%以上の確率で双子を生むのですが、片方の子しか育てないからです。
ではなぜわざわざ二匹生むのかというと、大きな方が死んでしまったためのスペアとして産んでいるのです。
あなたがもし小さいパンダで、大きな方が元気であれば、放置されてその場で死にます。
「毎日残業続きでつまらない仕事」なんて考える間もありません。生まれた瞬間に死んでしまうのです。
もしもハヌマンラングールに生まれていたら
あなたがもしも野生のハヌマンラングールに生まれていたら…
ハヌマンラングールは、インドや中国に住む美しい猿です。
その美しい見た目とは裏腹に、我々人間には考えられないほど残酷なことをします。
それは、「子殺し」です。
ハヌマンラングールのオスは、常に縄張りを奪い合っており、定期的にリーダーが入れ替わります。
リーダーが新しい縄張りを奪った時、まずやるのがその縄張りの子殺しです。
理由は、授乳中のメスは発情しないので、授乳対象である子供を殺し、自分の子供を生ませるためです。
この縄張り争いは、1〜2年に1回というハイペースで起きます。
運悪くそのタイミングに巻き込まれれば、生まれた瞬間に殺されてしまいます。
「容姿に対してのコンプレックス」を持つ暇もなく、無残にも殺されてしまうのです。
もしもラッコに生まれていたら
あなたがもしも野生のラッコ(メス)に生まれていたら…
次は命にかかわる話ではないですが、なかなか大変なケースを紹介します。
ラッコのメスは、エッチをする時、猛烈な痛みを伴います。
ラッコのオスがメスにペニスを挿入する時に、背後から鼻を強く噛むからです。
この時に負う傷は相当なもので、深い傷跡が残るほどです。
個人差はあると思いますが、人間はエッチが好きな方が多数派でしょう。もちろん、僕も好きです(聞いてねぇ)
エッチをするたびに、鼻を思いっきり噛まれるのは相当辛くないですか?
また有名な話ですが、カマキリのオスは交尾中にメスに食べられてしまいます。
「家族とうまくいかず、どこにも居場所がない」なんて、贅沢すぎる悩みだと思いませんか?
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まとめ
生きていると辛いことも多いでしょう。
でも人間以外の動物たちは、驚くほどに壮絶な毎日を生きています。
僕も今は自分で会社を経営していますが、サラリーマン時代は上司とうまくいかずに病んだこともありましたし、今だって成功している友人を見て嫉妬することもありますし、アラサーですが、身長あと10センチくらい伸びないかなとか、どうやったら壇蜜はヤラせてくれるんだろうとか色々悩むこともあります。
そんな時は、いかに「人間に生まれただけで幸せか」ということを考えると
「いや〜俺交尾中にメスに喰われない動物で良かったァァ!!」
と心の底から思うことができます。
「お前は恵まれている!」と言う人もいるでしょう。
「世の中には大変な人間だっているんだぞ!」という主張も分かります。
ですが、ほとんどの人間(特に日本人)は、自分の行動次第で運命を変えられる環境にいることは間違いありません。
・仕事嫌→辞めろ。転職できる。ミスっても死なない。
・容姿コンプレックス→努力しろ。可愛く(カッコよく)なれる。ミスっても死なない。
・居場所がない→甘えるな。動けば作れる。ミスっても死なない。
今回の記事が「人生辛いなぁ」と思っていたあなたの視野を少しだけ広げることができたなら、僕はとても嬉しいです。
今回ご紹介した、「本当は怖い動物の子育て」も超面白いので読んでほしいですが、手塚治虫先生のブッダも、「悟りの境地」に近づけるのでおすすめです。(しかし手塚先生は天才すぎますね…)
それでは本日はこのへんで。
〜自宅ベランダにて、ボブマーリーを聴きながら〜
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