こんにちは。「今世紀最もエモい評論家」こと、キノコ社長です。
先週末、話題の映画「カメラを止めるな!」を観に行きました。
あらすじは…
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。
そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。
引用元:「カメラを止めるな!」公式サイト
もうこれだけで、面白そうじゃないですか?w
結論から言えば、めっちゃ面白かった!上映時間96分と長すぎないところもいいです。
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無名俳優だからこそのチープ感が良い
「カメラを止めるな!」は、監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールの《シネマプロジェクト》第7弾作品です。
この映画は、オーディションで選ばれた無名の俳優が演じています。
最後まで観れば分かりますが、ストーリーが非常にチープです。そのストーリーを、無名俳優が一生懸命演じてるのがイイ!
あのなんとも言えない、チープなのに熱い感じは、キャリアのある有名俳優が演じても出ないと思います。
上田監督がインタビューで、もし広瀬すずちゃんが出てたら、彼女は最後まで死なないだろうな〜とお客さんは思うだろうけど、全員無名俳優だからそういうのなくて、展開が予想できないよね!的なことを言ってたのがウケましたw
とにかく笑える
多くの方のレビューにあるように、とにかく笑えます。ゾンビ映画なのに、笑えますw
さながら海外の映画館のように、みんなゲラゲラ笑って観ています。それが許されるなんともあたたかい映画です。
序盤は見ていて違和感があるんですが、話が進むごとに、「あ〜そういうことか!ワハハ!」みたいな、「伏線を笑いで回収する」みたいな、そんな感じです。
デートで観に行けば、とてもハッピーな気持ちになれるでしょう。
人気もすごい
2017年11月 初お披露目となった6日間限定の先行上映では、たちまち口コミが拡がり、レイトショーにも関わらず連日午前中にチケットがソールドアウト。
最終日には長蛇の列ができ、オープンから5分で札止めとなる異常事態となった。イベント上映が終わるやいなや公開を望む声が殺到。この度、満を持して都内2館同発での劇場公開が決定した。
その後、国内では「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」でゆうばりファンタランド大賞(観客賞)を受賞。
インターナショナル・プレミアとなった「ウディネ・ファーイースト映画祭(イタリア)」では上映後5分間に渡るスタンディングオベーションが巻き起こり、アジア各国の錚々たるコンペ作全55作の中でシルバー・マルベリー(観客賞2位)を受賞。
1位は750万人を動員した韓国の大作「1987」であったが、その差は0.007ポイント差と肉薄した。
引用元:「カメラを止めるな!」公式サイト
制作費300万円という低予算かつ、無名俳優にもかかわらずここまでの人気が出ているのは、とてもすごいことです。
ストーリーと脚本が面白ければ、お金をかけなくても多くの人を楽しませる映画になるんだなあと思いました。
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まとめ
映画好きの人も、普段あまり観ない人も、何も考えずにゲラゲラ笑って楽しめる作品です。
友達と、家族と、恋人と、劇場で楽しい時間を過ごしてください!
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