こんにちは。キノコ社長です。東京で貿易とWebメディアの会社を経営しています。
あなたは小説を読むのが好きですか?
僕は好きですね~。ミーハーな小説も小難しい小説もどっちも好きです。
まあ~でも今は小説に限らず活字離れが進んでいますよね。とある調査によれば一か月に一冊も本を読まない人が50%くらいいるらしいですよ。
本面白いけどな~、特に小説!ビジネス書も自己啓発本も哲学書もいいけど、でもやっぱ小説!
アラサー社長であるキノコ社長的には、小説を読むとたくさんメリットがあると思いますね~、具体的には以下の3つです。
①語彙力が付く
②いつでもどこでも楽しめる
③スマホから離れられる
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①語彙力が付く
小説を読んでると語彙力が付きます。というのも小説はドラマや映画と違って全てを文字で表現するわけですから、必然的に膨大な量の言葉を使うことになります。
あなたは今何をしていますか?
この文章を読んでますよねw
それではちょっとあなたの周りに見えるものを小説的に表現してみて下さい。
僕もやってみますね。
一般的には「カタカタカタ」と表現されるキーボードを叩く音。でもよく聞くと「パチパチパチ」じゃないか? 僕はシルバーに鈍く光るヒューレット・パッカードのキーボードを叩きながらそんなことを考えていた。
「そういうどうでもいいことをやたら気にするよね」
マドカの言葉が頭の奥から聞こえてくる。彼女にとっての「どうでもいいこと」は僕にとっては「どうでもよくないこと」で、彼女にとっての「どうでもよくないこと」は僕にとって「どうでもいいこと」である場合が多かったから、僕たちはうまくいかなかったんだろう。
そんなどうでもいのか、どうでもよくないのか、いずれにせよもはや「どうしようもないこと」を考えながら、入れたばかりの珈琲を飲んだら、苦すぎて驚く。
「ああ、またマドカの分も珈琲豆を入れちゃったよ」
隣にいて当たり前の時は全く彼女のことを考えられなかったのに、何で今になって手が覚えているんだろう?
どう?? いい!?
これはマドカに振られた「ちょっと不器用なんだけどどうでもいいことを気にする僕」が、いつもの癖でマドカの分も珈琲豆を入れてしまって、苦い珈琲にビックリするという話なんですが、それだけなのに色んな言葉出てきますよね。
これが原稿用紙500枚とか1,000枚とかの長編になったら、物凄い数の言葉が出てくるわけで、それを読み切ったらすごい語彙力付きまっせ。
色んな言葉知ってるってパワーだからね。だって思考も言葉だから。言葉知らなかったら複雑な思考なんてできないよ。
これが小説を読むメリットの一つ目。
②いつでもどこでも楽しめる
小説をポケットに入れて街に出るほど素晴らしいことは世の中広しといえどあまりありません。
通勤中の電車の中、昼休みにコーヒーを飲みながら、営業の合間に喫茶店で、晴れた日にレジャーシートを敷いてビールを飲みながら、そして時には熱い情事の後に。
小説はいつでもどこでも読むことができ、その度にあなたを楽しい(時には悲しい)場所へ連れていってくれます。
③スマホから離れられる
電車に乗っていても、飯を食っていても、家のソファに座っていても、デートをしていても、温泉や異国に旅行をしていても、どこもかしこも猫も杓子もスマホ・スマホ・スマホ!
いや良いんだよ、スマホ便利だしね。僕もスマホ無いと仕事になりませんよ。それすなわちこの資本主義社会においては死を意味するわけだし。うん分かる分かる。
でもスマホばっかはな~、あかんよ。うん、お父ちゃんあかんと思う。何とか機関の調査ではスマホばっかいじってると色々悪影響あるらしいで。ストレートネックゆうて首が本来の人間のあるべき形の逆に曲がったり、ドライアイや視力低下、肩こり、うつ病…
まあでもそう思わんかね?
スマホ開いて君は何するん?
Twitterでしょ?なんか罵詈雑言が飛び交っててさあ、アベノマスク!ふざけんな!!アベ退陣しろ!
インスタでしょ?うわ~何とかちゃんかわいい~!パンケーキ美味しそう~!わ~マリーナベイサンズだ~!だのシュプリームだのジャスティンビーバーがどうのビリーアイリッシュがどうのこうの。
いや~疲れん?そんな人生。他人と比べて己に足りないものを嘆く人生。むなしいっしょ?そりゃむなしいよ。だって君が比べているのはめいっぱい着飾った、めいっぱい盛った他人の一番いい時のスクリーンショットなんだから。
じゃあどうすれば良いかって?
小説読め!スマホ今すぐ投げ捨てて小説読め!
いや~ええよ。活字追って、頭ン中でぶわ~と想像膨らませてさあ。あ~いいよね。そういう過ごし方良いよね。素敵だよね。知性的だよね。好き。そういう人好き。
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まとめ
「アラサー社長が考える小説を読む3つのメリット」という素晴らしい記事、いかがでしたでしょうか?(豹変w)
あなたはもう小説が読みたくて読みたくて勃起するか濡れているかのどっちかだとぼくはかくしんしています。
そういうわけで最近読んだめっちゃおすすめの小説教えたるわ。
いや~ここはWebメディア運営会社の社長としては「死ぬ前に読んでおきたい小説10選!」とかいう記事に誘導してアマゾンリンクを貼り、そこから微々たるアフィリエイト収入を得るのが王道ではありますが、何せめんどくせえので最近読んだ一押しの一冊君だけに教えたるわ。
これマジでクソ長いけど、そのクソ長さをクソ長いと思わせないスキルがハンパないっていうか、まあとにかく面白いからぜひ読んでみてチョンマゲ。
僕はヒューレット・パッカードの鈍く光るキーボードと、少しくすんだディスプレイを交互にぼんやり見つめながら、おもむろにマドカのフェラチオのうまさを思い出して、これでもかと言うほど固く勃起した。(完)
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