こんにちは。キノコ社長です。東京で貿易とWebメディアの会社を経営しています。
つい先日、仕事で衝撃的なことが起きました。
弊社の貿易事業では、商品の注文を受け付ける締め切り時間を毎日17時に設定しています。その日のうちに海外の仕入先に発注するためです。
その日も17時までにいくつか注文がきたので、17時半には仕入先に発注を終えました。
その後、19時頃に顧客から以下のようなメールがきました。
「一点単価を間違えたので、こちらに修正して下さい。本日発注分として受付を宜しくお願いします。」
要するに弊社の見積より高く注文してしまったので、正しい単価に修正したいということです。
まあ人間だからたまにはそんなこともあるよなと思いつつ、エクセルを開いて衝撃を受けました。
前回単価:10.55円 → 修正単価:10.50円
いやいや、単価修正0.05円!?しかも発注数は1,000個だから合計でも50円ですよ!
皆さんはこの話を聞いてどう思いますか?
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その50円の修正は本当に必要なのか?
最初に正解を言うと、この50円の修正依頼はすべきではありません。理由は以下の二つです。
①修正する50円より僕とあなたの人件費の方が高い
②締め切り時間の17時を過ぎているくせにメールが横柄でうぜえw
まず修正する額ですが、合計50円ですよ?どう考えてもそれを連絡するあなたと僕の人件費のが高いでしょう。
次に、締め切りは17時だと言っているのに、何でそんな横柄なん?「本日発注分として受付を宜しくお願いします。」て?は?今何時だと思ってるん?俺今から飲みに行くんだけど!
100歩譲って、1万円間違えたとかなら分かりますよ。それならあなたたちも損するであろうことが分かりますから僕も応じますよ。でも50円だよ?ガリガリ君でも70円だよ?
でね、電話が時代遅れなのも分かるよ。お前ホリエモン好きだもんな。でもその横柄なメールはさすがに無いだろ。演技でもいいからコメツキバッタのようにへりくだろうな。
なぜこの50円の悲劇が起きたのか?
皆さんはいい子なのでこんなアホなことはしないと思いますが、なぜこの「50円の悲劇」が起きたか一緒に考えてみましょう。
正解は、この担当者が「自分の頭で考える」ことができない人だったからです。
おそらく彼の思考回路はこんな感じでしょう。
「ヤバイ。単価間違えた!上司に怒られる…。早く連絡しないと。あ、でも電話は面倒くさいなあ、キノコ社長ホリエモン好きだから電話嫌いそうだし…。よしメールしとこ!」
どうせこんな感じだろお前の思考回路はァァァ~!!!!
単価について、この担当者が間違えたのか、それともその先の営業マンが間違えたのかそれは知りません。でもこの担当者が
「合計50円ですし、当社のミスですからこのままの単価で進めていいですか?」
って上司に確認取ればいいだけだろ。そっちのが明らかにお前のコストも安いし俺のコストもかからんし誰もが幸せだろうがこのバカチンが。
僕はいい奴なので、コイツに電話して穏やかに言いましたよ。
「今度ガリガリ君おごりますから、このまま進めていいですか?(ニコッ)」
と。そしたらコイツはなんて言ったと思いますか?
「社内に確認します!(キリッ!)」
ハァァ~!?バカなの?なにお前?俺今から焼き鳥食いに行くんだけど!
まあ結局修正なしでOKになりましたよ。当たり前だけどな。
罰として俺の時間返して!あとバローロ(赤ワイン)買ってきて!ついでに吉岡里帆紹介して!
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まとめ
今回はかなりドイヒーな(ひどい)例でしたが、似たような悲劇は今日もそこら中で起きています。
右から左へ華麗に受け流す前に、少し「自分の頭で考える」ことをしてみましょうねこの子猫ちゃんが。というお話でした。
逆に「自分の頭で考える」ことができるだけで、他と差をつけられることも事実です。
「差し出がましいようですが、伺ったご要望を精査した結果、3つほどプランを用意させて頂きましたァァァ!」
的なやつね。いいよキミ。仕事できるね。好きだよ。来世で会えたら結婚しよう。
とはいえいつもご注文ありがとうございま~す!ペコリ。
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